京都100年企業研究会 生き残り経営支援

京都の100年企業の現場から学んだ秘訣をもとに、これから100年を目指して頑張っている企業の経営者・後継者の支援を行っています中小企業診断士の林勇作です。実績重視のご提案がモットーです。

患者への治療にまさに一生をかけた医師の死

最近仕事上のお客様のご紹介で知り合った
ある有床のクリニックの院長の話である。

そこの院長がご病気でこれ以上自分ではこのクリニックを
続けられないということで、引受先を探しておられた。

その引受先にわたしのお客様の病院がなることとなりそうだ。

これまでのその院長のお話をお聞きした。

大学病院でかなり有名になられ、60歳で独立開業した。

設備投資に何億もの資金を投じ、まさに借金漬けの立ち上がりであった。

院長はそのオープンイベントで、ある病院の理事長に借金を抱えすぎたと
愚痴をこぼされていたそうだ。
しかし相談した理事長はその十倍以上の借金を抱えていたそうで
自分に比べたらかわいいものだと元気づけられたそうだ。

患者も順調で借入の返済、リース料の支払いも滞ることなく
経営は一見順調に見えた。

しかし順調すぎたといえるかもしれない。その院長は24時間その
クリニックに泊まり込み、仕事の鬼となって診療を続けられた。

3,4年経って、とうとう院長が倒れた。しかしまた復活し、
闘病を続けながら、診療を続け、病気に困っておられる
患者様たちを助け続けた。
手術も年間250例と個人クリニックとしては異例の多さだった。

そしてとうとう体が動かなくなってしまった。
入院中のベットのなかで、考えていたことはただ一つ、
自分の手術を待っている患者様のことだった。

先日院長は亡くなられた。
その亡くなられる少し前、クリニックを引き継ぐ予定の病院の院長を
枕元に呼び、
クリニックが今まで通り診療が続けられるように、
待っている患者に十分な治療が続けられるようにと
頼み、引き継ぎ先の院長が了解された。

安心されたのだろう。その数時間後安らかに息を引き取られたそうである。



企業継承:この場合個人クリニックの継承であるが、
このテーマを自身のコンサルテーマに選んだ以上、こうした場面に
立ち会うことはこれからもあるだろう。

そんなとき、いかにその思いを継続していけるかが
この仕事の最も重要なことではないかと感じた。




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中小企業診断士 林 勇作

中小企業診断士 林 勇作

日本の将来特に経済はどうなるのだろう。もやもやとした不安感に取りつかれながら考えました。優秀な企業のDNAを引き継ぎまだまだ日本もやれるというところを見せるため、私の人生を賭けてみよう。次世代経営者研究会を立ち上げたきっかけでした。

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